張り替え方法

障子の張替え方法 ①

2017年6月15日 張り替え方法

張替える前の準備

障子・襖の張替えでは、紙を貼る技術も重要ですが、張替える前の準備も重要です。

最初に古い障子紙を剥がすのですが、ここで糊等の粘着物・ほこりなどの汚れが全てとれないと新しい障子紙が綺麗にくっつきません。

キツタカでは全て水洗いをし、汚れを流すのと同時に、水で糊を浮かせて古い障子紙を剥がす時に障子本体が傷つかないようにしています。

普段、障子を上から見ることは、ほとんどないと思いますが、空気中のホコリなどが知らず知らずのうちに、障子に溜まっています。

特に、障子の桟(木枠の横の部分)の部分は汚れが溜まりやすく、普段のお掃除もしづらい場所なので、注意して洗っていきます。






驚くほど簡単に剥がせます。

水洗いから10分程度、濡れたまま置いておくと水が浸透し、糊が浮いてくるので綺麗に剥がすことが出来ます。

年月が経っている障子の場合、剥がす紙に引っ張られて木がささくれることもあるので、丁寧に障子紙を剥がしていきます。

汚れと粘着物を落とし、紙を剥がした障子は乾燥させます。

新しい障子紙を貼る際に障子本体が水分を含んでいると、糊が浮いてしまい綺麗に仕上がらないので乾燥は1日かけて念入りに行います。

完全に乾燥させた後に再度汚れが残っていないか確認を行って準備完了です。

ここまでの工程を終えてから張替えの作業に入ります。